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2007.10.13

さようならノリック

今日はノリックの葬儀でした。
戒名は「正道院弐輪英雄典久大居士」。
ノリックはノリックであり続けるんですね。


午後から事故現場に行ってきました。
クルマで行ったのでいいかげんな所に駐めるわけにもいかず、供えられた多くの花束と、それを囲んでいる20人ほどの人の横を通り過ぎながら、クルマの中からノリックに声を掛けてきました。聞こえたかなぁ。ちょうど葬儀が執り行われている時間だったし、たくさんの人が話しかけているからわからなかったかもね。

先のエントリーのコメントにあった「ちょっと走れば反対方向にも簡単に行ける」道も通ってみました。現場から、ほんの200mほど先にある交差点を左折し、300mほど行くと新川通りにぶつかるので、そこを左折すればトラックの運転手が曲がり損ねた(?)追分交差点に戻ってきます。この間、わずか数分。たらればを言ってもしょうがありませんが、それにしても、なぁ……。


ところで、この週末はmotoGPのオーストラリアGP。
憧れだったマクレーとノリックを立て続けに亡くしたロッシの心中やいかに……。気が重いけれど、CSでこのあと放送される予選と明日の決勝は見ることにします。

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2007.10.08

ノリックまで……

さきほど、私が最も敬愛する二輪ライダーである「ノリック」こと阿部典史選手が交通事故死したのを伝えるテレビニュースに出くわして、呆然としてしまいました。「死亡:阿部典史さん」のテロップを見たときは「あら、ノリックと同じ名前だ」なんて思っていたんですけどね……。

現場は神奈川県川崎市大島1丁目の市道。アサヒコムによると、

川崎署の調べでは、現場は片側2車線の直線道路。4tトラック(※)がUターンしようとしたところ、右後方から近づいた阿部さんのオートバイが衝突したという。現場はUターン禁止だった。
(※報道では運転手の実名が出ていますが、ここでは伏せました 10.14修正)

他の報道によると、トラックは対向車線の「左車線から」Uターンしてきたようです。対するノリックは中央線寄り。トラックは停止状態からのUターンなのか、走行中にいきなりUターンしてきたのか、さらにはノリックのバイクの車速といったことは現時点では不明ですが、Uターン禁止の場所でのこんな動きを警戒もしくは予期するのは不可能に近いです。壁が横から飛び出してきたというのが近いかもしれません。

ノリックはフロントタイヤに加重をかける独特のライディングフォームとヘルメットからはみ出して風になびく長髪で、集団の中でもどこに居るか、すぐわかりました。予選で沈んでも決勝ではロケットスタートで先頭集団へ。はまれば速いけれど、転倒やずるずる後退してしまうことも多く、WGPでは通算3勝。3勝しかしていなかったのかと驚くほど、強烈な記憶を残すタイプのライダーでした。motoGP最高峰クラスで2001〜2005年の5年連続チャンピオンであるV.ロッシがデビュー当時に、ノリックのファンであることを公言していたのも有名なエピソードです。個人的には、2000年の鈴鹿・日本GPでファイナルラップまで競り合った末の優勝が忘れられません。これが最後のWGP優勝となりました。その後、スーパーバイクに移った2005〜2006年もスカパー!で見ていましたし、motoGP中継での解説も楽しみにしていました。

享年32。
合掌。


それにしても……。
先月、元WRCドライバーのコリン・マクレーが、自身が操縦するヘリコプターの墜落事故で逝ったときにも感じたことですが、レーシングドライバー/ライダーがコンペティションの現場以外で亡くなることに、ものすごい違和感を覚えてしまいます。サーキットやSS中なら死んでもしょうがないということではなく、あんなに乗り物を操ることに長けている連中が、なんでもない日常の中で死ぬことがあるというのが、いまだに信じられません。

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